第三回高知龍馬CS使用青白t緑ロージアⅫ解説

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どうも、最近いつもお世話になっていたカードショップが無くなって、新しい家を探しているはやてです。

今回は3月4日(土)に第三回高知龍馬CSで握った青白t緑ロージアⅫについて解説していきたいと思います。

このブログでは、

1.このデッキを握った理由

2.大会結果とデッキの解説

3.各環境デッキに対するプレイング

の3点について話していきたいと思います。

 

 

 

 

1.このデッキを握った理由

今は大分環境が変わってしまったが、私がこのCSに出場するにあたって予想したメタゲームは、

モルネクサザンが多い

サソリスなども少しいる

赤白バイク成長系は少ない

といった感じであった。

 

このメタゲームの中でこのデッキを持ち込むのは少しリスキーな選択であった。

モルネクサザンに対して圧倒的に有利と言えないからだ。

逆に、赤白バイク成長系に有利が取れてしまう。

しかし、自分のプレイングの自信、練習量を考えると環境トップのデッキとも互角、またはそれ以上の相性まで持っていけると考えたので、このデッキを握ることにした。

黒を入れたドロマー型も考えたが、モルネクに対して盾が強い青白の方が勝てると思い、今回は青白をチョイスした。

 

2.大会結果とデッキの解説

まず、大会の結果についてだが、

一回戦青白サザンルネッサンス後○

二回戦赤緑モルトNEXT後○(桂木さん)

三回戦ドロマーロージアⅫ先×(PROさん)

四回戦赤緑t白NEXNEXT後○

予選通過

本戦一回戦赤緑黒t白ジュヴィラユニバース×○×(くにさん)

でベスト32。

予想していたモルネクサザンに対してしっかり勝つ事が出来た点は良かったと思う。

予選も強豪揃いの卓だったので不安であったが、その卓の中で予選通過出来た事で自分にも自信が付いた。

対戦して頂いた皆さん、運営の方々改めてありがとうございました。

 

 

 

それではデッキの解説に移りたいと思う。

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 光の反射で見にくくて申し訳ないです。

なお、カーネル、ミラクルスター、ドラゴンズサイン、ヘブンズロージア、Ⅻ、ジャベレオン以外の超次元については、大体枚数も固定化されてきたのでここでは割愛させて頂く。

 

エナジーライト×4

おつかいを採用されている方もいると思うが、私は4ターン目にパクリオやクリメモを使用したかったのと、プチョやジャッジなどのメタカードを相手に公開する事で、メタカードが機能しにくくなるのを防ぎたかったため、今回はこちらを採用した。

 

クリスタル・メモリー×1

複数枚積まれたメタカードを状況に合わせてサーチしてくる札。

しかし、青単色である点や、使用しなくても間に合っている場面を考慮してピン刺しとなった。

 

パクリオ×2

特にモルネク、サザンなどの相手に対して強い札。

サザンの場合、最速でも4ターン、基本5ターンでサザンが飛んでくる。

そのタイミングにちょうどこのカードが刺さる。

モルネクに対しても次のターン飛んでくるであろうモルトNEXTなどのパワーカードをハンデスして時間稼ぎができる。

安定してロージアを降臨させるための潤滑剤みたいな札である。

しかし、クリメモ同様青単色である点や、次のターンにドラサイロージアエンヘブという流れを作った際に邪魔になる場合があったため、この枚数となった。

 

ラクルストップ×2

Ⅻと合わせて強力なロック機能を生み出す札。

クリメモがあるから1枚でいいという方もいると思うが、Ⅻがない場合でも、ビッグマナやミラーなどに対して非常に刺さったため、2枚必要と考えた。

 

レインボー・スパーク×3

ドローもできてタップキルも狙える、さらにはトリガーが付いているので盾も強くなるという非常に優秀な札。

4枚入れても良いと考えたが、素打ちする時に多色であるが故に、エナジーライトの方が打ちやすい場面が多々あったのでこの枚数となった。

 

魂と記憶の盾×1

 軽量除去札。

3コストなので、マナロックなどが間に合ってしまった場合でも除去できる場面があり、非常に活躍した一枚。

 

タイム3 シド×2

呪文主体の相手を封殺できる札であり、Ⅻなどを使い回したりする札。

しかし、大きく刺さる相手がミラーやビッグマナだけだったので2枚となった。

もっとモルネクを重く見るなら、序盤の動きを制限するために増量しても良いかもしれない。

 

百族の長 プチョヘンザ×2

モルネクサザンなどに対してほぼ蓋ができる札。

自分がこのCSで多いと読んでいた2デッキに有効な札だったので、終盤絶対引きたいという思いから2枚採用した。

 

オリオティス・ジャッジ×2

モルネクサソリスに刺さる札。

特にサソリスには、ギョギョウ、サソリスを投げた次のターンに使用する事で相手のリソースを刈り取る事ができる。

一応、赤白バイク成長系に対しても強力な札で、幅広い相手に有効だと考え、採用した。

しかし、後半になると腐り始めるので、この枚数がちょうどだと思った。

 

Dの牢閣 メメント守神宮×2

このカードはサザンに対して有効な札である。

相手のメメントの張り返し、こちらのカーネルに対してのタップキルを防いだりなど様々な用途がある。

ヘブンズヘブンの龍解のサポートにも繋がるので、Dスイッチ使用後も美味しく活用できる。

 

百獣槍 ジャベレオン×1

CSの何日前に、一緒に調整などを手伝って頂き、CSの運営まで行って頂いたフルヤさんに教えてもらったカード。

これまでのロージアⅫにはサソリスのメタとして使用していたパーフェクトが採用されていた。

しかし、パーフェクトは装備したクリーチャーが革命チェンジできなくなるので腐りやすい札となっていた。

だが、このカードはサソリスメタにはならないが、炎帝のメタ、最後まで裏返った時に強力なフィニッシャーを生み出せるなどの利点がある。

その利点に目を付け、今回はこのカードを採用した。

3.各環境デッキに対するプレイング

モルトNEXT

基本相手の方が動き始めるのが早いので、盾で受けるパターンと、シドで妨害して動きを遅らせ、こちらから動き始めるパターンの2つに分かれる。

まず前者の場合は、黒入りと違って盾が強いので、カーネルやドラサイで止めてから次のターンⅫやプチョのカウンターを狙っていく。

後者の場合は、前提として相手が事故、もしくはこちらが先行で相手のブースト前にシドが間に合う事が条件となる。

そのため、頻度としては少ないパターンである。

このパターンの場合、Ⅻによるロック効果でモルネクなどを着地させないように5ターン目のⅫを目指したり、フィニッシャーであるネバーエンドを作りに行く事となる。

しかし、どちらのパターンにしても相手の方が早く動きやすかったり、全体的にカードパワーが高いので相手のトップカードで展開が変わりやすく、不利な対面となってしまう。

青白サザン

相手のメタカードがほとんどこちらに刺さってしまう。

なので、相手のクリーチャーをタップキルなどで除去したり、メメントで遅延したりしていく。

素出しカーネルや、ロージアレッドゥルなどからプチョを投げる事でゲーム展開を変えて動き始める。

しかし、相手の手札が豊富にある場合は、逆にマナを沢山増やしてしまうので不利になってしまう事がある。

そのため、相手の手札の枚数によっては、オリオティスの効果範囲外までマナを貯めてからプチョを投げる。

メタカードによって動きを止められ、先に殴り切られる場合があるので、このデッキに対しても不利な対面となってしまう。

ロージアⅫ

 先にネバーエンド、またはⅫを投げる事を目指して立ち回る。

ラクルストップなどを打つ場合、毎ターン打ち続けないと、打たなかったターンに相手に打たれてしまうので、ミラクルスターなどを駆使して出来るだけ毎ターン打てるようにする。

プチョなどによって盤面を取り返す事が出来るため相性は悪くないが、シド4投の構築の場合、こちらが2枚しか採用していないため微不利といった相性となる。

緑単サソリス

 この対面はジャッジがとても刺さる。

そのため、相手にケアされないように出来るだけマナなどの公開領域に置いて見せないように気をつけたい。

パクリオも刺さるタイミングがあるが、ハンドにサソリスとギョギョウの両方を持たれてる場合があるので、サーチカードで持ってきたカードなどを考慮して、投げるタイミングを決める必要がある。

Ⅻまで届くと自然に勝ちが見えて来るだろう。

ビッグマナ

 このデッキはシドやミラクルストップなどが非常に刺さるので、上記のカードを使って遅延していく。

そのままゲームが決まる事もあるが、盾から出てきたカーネルからプチョにチェンジして盤面を返されては話にならないので、出来るだけⅫも投げていきたい。

メタカードがしっかり刺さるので悪い対面ではない。

赤白バイク

こちらが盾が強いので有利対面である。

盾から出てきたカーネルやドラサイロージアから Ⅻで返した後は、毎ターンⅫでロックしながら盾を殴っていきたいが、出来たらドラサイロージアヘブヘブでホーリーのケアをしたり、ミラクルストップでヘブンズフォースを打たせないようにしておきたい。

成長系

 このデッキに対しても盾で返せやすいので有利対面と言える。

しかし、赤白バイクと違ってトリガーを採用していない構築が多いため、盾で返した後は特にケアする必要もなくⅫを投げていれば勝てる。

強いて言うならば、ダイレクトの際に巨石のケアをするためにミラクルストップを打つぐらいか。

 

 

 

 

今回はベスト32という結果になってしまいましたが、このデッキを選んだ事に後悔はしていません。

実際メタ読みなどは当たっていて、そのデッキに勝ちきれていたので間違っていなかったと思います。

今後もこのデッキタイプの研究を続け、さらなる向上を目指していきたいと思います。

そして、ここまで読んでいただいた方々、誠にありがとうございました!

 

ご質問やご意見などありましたらお気軽にどうぞ!